木漏れ陽の中に
のんびり木陰で読書ができればそれだけで幸せです
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FC2Blog Rankingどうせ夢見るなら、総合トップを目指せ! そんなアホに愛の手を
8:21
月曜の朝。
プルル、プルル・・・
スーツの内ポケットの中にある僕の携帯電話が振動し、着信を伝える。僕は満員電車の中で身動きがとれず、あと5分たらずで秋葉原の駅に到着するし、電車を降りてから、こちらからかければいいやと思い、そのままにしておいた。
京浜東北線の電車が秋葉原駅について、僕は通勤の人たちの流れに身を任せたまま押し出されるように、ホームへ出た。やっと満員電車から解放されて、スーツのポケットから携帯電話を取り出し、さっきかかってきた着信の確認をする。
それは、アドレス帳に登録されてない番号だった。電話をかけてきた人は、留守番にメッセージを残していた。
ホームからエスカレータで階下に降りながら、留守番のメッセージを聞いてみた。
「恵美です。このままお別れは・・・・、もう一度、会ってください。12時30分にUDXのTULLY’Sで待っています。ほんの少しでいいから、お願いします」
僕は恵美という声の主に覚えはなかった。間違い電話だろう。こちらからかけて間違いであることを知らせても、別れ話みたいで気まずいし、やめておこう。ただ、どんな女性なのか気になったので、好奇心からお昼にTULLY’S行ってみることにした。

オープンカフェの席は先客ですべていっぱいだった。僕は女性のひとり客はいないか見わたし、店内に入った。エスプレッソを注文しながら店内も見わたしたがやっぱり満席だった。空いている席を探そうなんてこの時間じゃ無理だよとぼやきながら、僕は間違い電話の恵美さんを探した。
何人かの女性を見当つけたけど、声だけを頼りにイメージをふくらませてさがすなんて、途方もないことに気がついて、僕は自分自身にあきれ苦笑いをしながら店をあとにした。

いつもと同じ時間、同じ車両、僕は日常を変える事が嫌いな方だ。
今日も上野駅でどっと人の波がおしよせてきた。僕はいつものようにその波に身をまかせていると、昨日と同じように携帯電話の着信だ。
まさか、あの恵美さんからなのではないかと思い、右腕で前の人の背中を押しなんとか携帯を取り出せる空間を作り、携帯電話のディスプレーに表示されている番号を見た。やっぱり、同じ番号だった。
僕は出るべきかとためらっていると、電話が切れて、しばらくして留守番電話のメッセージが保存されているとの表示に切り替わった。
僕は秋葉原駅のホームで留守番のメッセージを聞いた。
「恵美です。昨日と同じ時間にTULLY’Sで待っていますから、お願いします」
僕は、間違いであることを恵美さんに伝えた方がいいのか悩んだ。だって、恵美さんは、僕の携帯電話の番号を彼の携帯電話だと信じているに違いないと思ったからだ。
彼氏彼女の関係で携帯電話の番号を2回も間違えるはずはない。番号は恵美さんの携帯電話のアドレス帳に登録されているはず、その番号は彼から教わったものだろう。
その彼は、でたらめの番号を恵美さんに教えたに違いないし、そのでたらめの番号がよりによって、僕の携帯の番号だなんて、厄介なことがふりかかった。
僕は、そのままにしておくことにした。番号が違うということを恵美さんに伝えるのは、恵美さんには酷なことだろうし、見知らぬ人に、別れ話が出ていることを知られたことも恥ずかしいだろうからと、僕は自分勝手に理由をつけて、そのまま放置することにした。

次の日も上野駅を出た頃に恵美さんからの電話があった。そして、次の日も。五日目の朝になって、恵美さんからの電話は無くなった。
僕は恵美さんが諦めたのだろうと思った。もう恵美さんの声が聞けなくなると思ったら、なぜだか、僕は少し淋しさを感じた。
恵美さんからの着信時間は、毎朝8時21分きっかりだった。
六日目の朝は土曜日。
その朝、目覚めた時、僕は、なんとなく、恵美さんの声が聞きたくなって、僕から電話してみることにした。
僕は、恵美さんがかけた時刻と同じ8時21分丁度になるように、ベッドに腰掛けて、携帯電話の時計を見ながら、その時を待っていた。

「はい、こちらは山崎恵美さんの携帯です。鈴木貴明さんですか?」
電話に出たのは、男性の声だった。
僕は思わず、「はい」と答えてしまった。
その男性は、マンションの管理人だそうで、今朝、恵美さんの同僚の方がこられて、昨日は恵美さんが無断欠勤したので心配になってマンションに訪ねてきたが、シャワーの水の音がするけれど、ドアホンを鳴らしても、何度もノックしても応答が無いから、部屋を開けてほしいと、管理人が部屋を開けて見たら、恵美さんが手首を切って自殺したらしく、今、警察を待っているところだと話してくれた。
その管理人はお節介な性分なんだろう。遺書が残されているとか、傷口が血で固まらないようにシャワーをあてて水を流し続けているとか、同僚の女性がショックを受けて泣き崩れているから、あなたもすぐに来て、彼女を介抱してあげなさいと、いろいろ言ってきたので、僕は怖くなって電話を切ってしまった。
僕が間違いだと教えてあげれば、恵美さんは自殺しなかったかもしれない。僕は、自己嫌悪に陥り、途方にくれたまま週末を過ごした。

月曜の朝、僕は出勤することにためらいを感じたけど、今日休むと、今月の仕事が無駄になってしまうと思い、いつものように同じ時間、同じ車両で、会社に向かった。
上野駅を出た頃、携帯電話の着信があった。そう、恵美さんからの電話だ。
時間も丁度、8時21分だった。
メッセージも残されている。
僕は、恐る恐る、メッセージの再生を行なった。

「恵美です。わたし、殺されたの・・・・」

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奇妙な関係 前編
私の視界にめちゃかっこいい後姿の男性を発見。
身長は190はゆうに超えてそうだし、あの肩幅に長髪だから絶対イケメンであることは間違いなし、私は期待にドキドキしながら足早にその男性に近づく。
その男性に2,3メートルほどに接近すると、突然、彼は振り向いた。
あーん、ショック、顔はイマイチだわ、でも、いい、声かけてくれないかなと彼の側を通り抜けようとした。
期待したとおり彼は私に声をかけてくれた。だって、スタイルだって顔だってそこら辺の若い子にはまだまだ負けてない。
こう見えても、15の時からお水、風俗、AV嬢をやって数億円稼いできた体と顔だもの。
「おねえさん、俺、ここにいるから遊びにおいでよ」と彼はキャッチをしていたのです。その頃の私は仕事が命、金を稼ぐ事が生き甲斐だったし、ホストクラブで遊ぶなんて考えた事もなかった。
だけど、彼の後姿に惚れてしまったようで、その日は撮影の打合せをすませやることなかったから彼についてホストクラブの初体験をしてしまった。
店で彼は15分ほどついてくれたけど、すぐよその女のところへ行ってしまった。
どうすれば、彼と話が出来るのか聞いてみると、シャンパンを注文すれば私のところに戻ってくれる事を聞くと私はすぐにシャンパンを注文しました。
その日は30万ほどしか現金は持っていなかったからあまり贅沢は出来なかったけど、彼が言うにはキャッチで来てくれたお客さんの中で、こんなに支払った人は自分のお客さんの中では初めてだと言ってくれた。
それから、私は彼の店に毎晩のように通うことになってしまいました。

テーマ:ショートショート - ジャンル:小説・文学

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奇妙な関係 中編
監督から現役のホストに知り合いはいないかと聞かれた。今度の男優を現役ホストにしたいそうなの。
わたしは、相手が彼ならいいなと思ったけど、だめだめ、撮影じゃなく、本気になっちゃう、わたしだけじゃなく、他の子の相手もしたら、やきもちでどうにかなっちゃうかも、と考えていたら、隣に座っていたわたしのマネジャーが、
「ナナちゃん、昨日、いっしょに飲みに行ったあの子、ホストでしょう、あの子なら引き受けてくれるわ、絶対に」
あ~、言っちゃった。わたしのプライベートなこと話すんじゃないわよと言っても、このマネジャーべらべらしゃべるんだから。
それからは、監督がマネジャーから彼の源氏名と店の名前を聞き出し、助監督に交渉をしてこいと話が進んでしまった。
わたしは反対したのだけど、心の奥底でそれを望んでいたのかもしれない。

テーマ:ショートショート - ジャンル:小説・文学

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ちぃちゃん遊ぼう(38)
その頃病室では、智子が小百合を介抱していた。
「おばちゃん、岩下のおばちゃん」と小百合を呼びながら、智子は小百合の両脇に腕を差込み、小百合の体を引き起こそうととしていた。しかし、メタボチックな小百合の体は、いかんともしがたい智子には重すぎた。

智子の実家は、岩下家の隣にあり和之とは幼馴染であった。和之と同じ年ではあるが、和之にとっては姉御的な存在であり、中学生あたりまでは絶対に逆らうことの出来ない女王様として君臨していたのだが、和之の背が智子より越えたあたりから、和之を男と見るようになり、子分から彼氏に格上げしようと試みたこともあった。
当の和之は、子分であろうが彼氏であろうが、智子に逆らえるわけがないので、サッカー一筋、女なんか、うるさいだけの存在としか考えていなかった。
智子も自分の胸があれよあれよと膨らみはじめて、ブラジャーのサイズがFカップになると、周りの男子学生たちの視線が胸に集中してるのを自覚した。その頃から和之を誘惑するのはやめて、寄ってくる男子学生を彼氏ではなく子分としてしたがえていた。

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

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火遊び
女は言った。
-----------------------------
男はカウンターでバーボンをオンザロックで嗜んでいた。
ひとつ離れた椅子の女が、
「火を貸していただけません」
とタバコを半開きの唇に添えながら、そう、話しかけてきた。
男はZIPPOで、カシャン、シュッと火をつけ、女の前に差出した。
「ZIPPOで火をつけたタバコは美味しいですね」
女は男の方へ椅子ひとつ、艶かしい腰をずらしながら、そう言った。
男は、
「女の火遊びはやめた方がよろしいですよ」
-----------------------------
「なんて、ハードボイルドも書いてみてはいかが?」
俺に似合うわけないじゃん。

テーマ:つぶやき - ジャンル:小説・文学

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平原綾香 明日

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神様のプレゼント
ずーといっしょだよ 貴方の傍にいる そう約束したのに
彼女の可愛い声に さらわれちゃったじゃない

あれから彼女の真似して 貴方が好きなヘアースタイルに変えて
化粧も薄めにした

あんなに好きだった貴方の写真 鋏を手にして
切り刻むつもりだったのに 貴方は笑顔で私を見ている

この街で 貴方を見かけても 傍にいるのは私じゃない 
彼女が微笑んでる 泣きたくなるよ 
もう涸れたと思ったのに 涙がでちゃう
こんな泣き虫じゃなかったのに 神様お願い あの人を消してしまえ



ずーと夢見てた 貴方と私のクリスマス そう約束したのに
貴方はきっと今頃 彼女のプレゼント探してるのね

これから貴方に負けないわ きっと好きな人を見つけてみせるわ
でも唇からフェードアウト

携帯に消せなかった貴方の名前 指が震えて
彼女と別れたと寂しそうに 貴方はうつむきながらごめんと

この部屋で 貴方が肩を抱く 傍にいるのは私だよね
貴方が微笑んでる 泣きたくなるよ 
もう泣かないと決めてたのに 涙がでちゃう
こんな泣き虫じゃなかったのに 神様ありがとう あの人がプレゼント

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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仲井戸麗市 ご紹介
俺の大好きなギターリストです。



たぶんご存じない方が多いでしょうから、この曲を聴けばわかると思います。
さなえちゃん by 古井戸

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RC SUCCESSION 雨あがりの夜空に
仲井戸麗市ときたら、次は、やっぱりこれでしょうね。



麗蘭で仲井戸麗市が歌ってますが、さすがに、忌野清志郎にはかないません。


この曲は、カラオケの最後の曲として俺が、のりのりで歌う曲です。
みんな~、愛し合ってるか~
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愛は失うこと
失うことの辛さ

空を叩く音

知っていますか

愛が突然消えた

いつも感じていた

あのぬくもりが

冷たい指先に変わった

泣いて泣いて涙がかれた

あなたのそばで横になる

長い髪が短くなった

輝いていた白髪

優しいまなざし

なぜ消えたの

裏切られた

あなたをうらみました

9月4日はあなたの命日

あれから毎年

いやなことがおこる月

今年からは幸せな月

波がさらう音

信じることのできない愛

知っていますか

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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夢で逢えたら 
ピックンと唇が動く

閉じた瞼できょろきょろと何かを探している

俺を探しているのなら

これから眠りにつくとしましょう

君の唇にそっとふれ

唇を重ね合わせて

夢で逢えるように

魔法をかけましょう

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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南の島
青い空 汐の香りを運ぶ風 君の白い肌が 桃色に染まり
軽快なサックスの音色が 君の腰に まとわり付く
それを振り払うように 悩ましく 腰を 揺らす
空になった缶ビール それが増えるにつれ 太陽が傾きはじめる

この夏のひとときが幻なら けだるい唇も しなやかに動く指先も 
熱い体にしみついた君の匂いも 消えゆくのか

目が覚めれば 君はすでに 白い砂浜の上
どこからか 猫の鳴き声のような孔雀の声
この楽園をはなれたら 君は 都会の喧騒に とけゆく

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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プロローグ
すべてが 変わるとき 人は戸惑う
夕闇を恐れ 早く朝の陽射しと望む
たかが 別れの言葉を 告げられただけなのに
何もかも 無くした 気がした

その時 君の優しい 笑顔がよぎる
あの時 君が辛いことも 知りながら
幸せな笑顔を 見せつけた
それでも 優しい笑顔で 

あなたの 悲しい顔 私せつなくなる
出会った時のように 早く私を笑わせてと望む
苦しさおさえ 君に携帯を手渡しながら
メールの文字に こころが くだけちる

その時 君はすべてを ゆるしてくれた
あの時 君が拾い集めてくれた
俺の恋心を 紡いでくれる
いとをしさを 香らせて

壊れかけた心を あなたが 拾い集めてくれた
わたしは 幸せよ あなたの 笑顔が 戻るなら

この時 君のために
新しい恋を 望み
自然に 愛するようになりました

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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寂しさの向こうから
彼女とであった時も、寂しさを紛らわすことができるならと、夜の街へ。
忘れるために、いつもよりはしゃいだものだ。
いつもの駅、いつもの帰り道、そのたびに思い出がよみがえり、違う駅でおり、違う道のりで帰る。
再会の時も、何気ないことで思い出がよみがえり、悲しみを堪え切れず、この思いを断ち切れるものならと、手当たりしだい求めた。
その時だけは、忘れることができたが、やはり充たされない。
彼女は、それでも受け入れてくれた。
今は、二人の間にその面影があらわれても、二人で笑える。
彼女が癒してくれて、その後に残された心の傷あとさえ、今は彼女の愛の証だと、愛おしささえおぼえる。
もう、5ヶ月をたとうとしている。一度も喧嘩らしい事がない。彼女といると平穏な時が過ぎてゆく。
彼女も、何よりの幸せを感じているという。
あんな結末となり、それから再度始めるとは夢にも思わなかった。

男と女、足りないものを持つもの同士。
それを、二人でおぎない、その証として、子を授かる。
いつの世でも不変であり、永遠に続く。
我が子たちも、傷つきながらもその道を歩むのだろう。

詩ともエッセイともいえぬ、戯言に耳を傾けてくれる友と呼びたい君に捧げる。

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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写真を頂きました
「セキレイの午後」のbirdyさんのブログの中から、このブログにぴったりあう写真がみつかりまして、お願いして写真を頂きました。
明るい感じのブログが出来上がりとても満足しています。

birdyさんありがとうございました。
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宵待草
君は祖母と二人で両親の帰りを待つ

今は祖母と両親が君の帰りを待つ

遠く離れた異国の地で君は一人

笑顔のなかに悲しみの翳りを見つけるたびに

男達のおぞましい欲望に侵されていく

一人で君を待つ私

待ち望むのは君と私の分身

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

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夏の気持ち
仕事を早めに片付けGTRを満タンに
君の家に向かうがいつもの渋滞

クラクション鳴らす前に
君は部屋の窓から飛び降りた
バックシートにビニールバックを放り投げ
俺の頬に軽めのキッス
あの夕日を見たくて
一気にトップスピードへ

コーナーの出口にコバルトブルーの海
空はほんのり赤い

君は長い髪なびかせ
潮の香りを大きく吸いこむ
Tシャツから透けて見える水着が妙に色っぽい

流れる雲 リーフに重なるパーカッション

膨らみきったボトル
ダブル・ジグで敏感に
いつだって これからだって かわらない
身につけるのは 潤んだ君の唇

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斜陽
せわしなく流れる都会の時の中で、ふと立ち止まり空を見上げる。

ビルの隙間から覗く淀んだ空さえ眩しく、生きる事のむずかしさをこぼす。

子供達は思春期を迎え、巣立ちはすぐそこになる。

ああ、僅かばかりの生きる喜びを見いだせるのなら、ためらう事なくこの身を任せます。

あれほど激しい欲望が、徐々に、ゆるやかな望みとなるにつれ、若さへの嫉ましさが、心を蝕みます。

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守るものは
見失った 明日にあるはずだった 夢を

疲れたわ 何の為に 生きているのか

この部屋だけが 今の私の 全てなの

貴方が 求めているのは 私じゃない

許しておくれ 君の笑顔の奥の 悲しみ

気がつかない ふりをしてた

いいえ 貴方は 知っているわ

私の仮面 私のドレス 私の舞台

きっと 馬鹿な女と 笑うのでしょう



君の そばにいただけかも しれない

何も たさない 何も ひかない

戯れに 愛してると 言っただけかも しれない

信じておくれ 今は 君を 愛してる

貴方を 信じたい でも 信じることは できない

きっと 貴方は 離れていく

守るのは 君の こころと身体

約束するよ きっと 来月も 来年も 10年後も

君のそばで

君の素顔 君の香り 君の魂

きっと そのままだと 信じている

さあ ここへ おいで 優しく 頬を撫でましょう

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人格の多面性
俺が45歳の時に、前のブログに書いたものです。

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コメントの中に俺がもの事(人も含め)型にはめて見ていると指摘があった。そのように見られているのならそれでしょう、と否定はしなかった。

人の見方なんて、接した時間の中で多く見た人格を、それに当てはめただけである。そのコメントの主、自身が型にはめて見たいだけなのでしょう。

例えば、映画などでマフィアのボスが母親によい息子でいなさい、と説教している最中に、殺しの指示を部下に行う。そのボスが母親に、
「はい、ママ、俺は良い子にしてますよ」
「うちの子はなんて優しくてすばらしい子なんでしょう」
俺の主とする人格は、時間とその場所で極端に変化する。
人は生まれて、その環境から人格を形成される。俺の場合は、少なくとも五つはあると思う。

幼年期は、無口でいつも何かに怯えている子。
あるきっかけから、小学生の頃はすごく明るくて優等生を目指してた。
思春期になり、無理に明るく振舞う自分に嫌気がさし、無口になり、行動も粗暴となる。それにつれ、目つきが険しくなり、友人や仲間も変化していく。
20代になると、一転して、人生を楽しもうじゃないかと、陽気ないい加減な男になる。
結婚して、仕事に情熱がわきでて、家庭を顧みない仕事人間となる。
それで今は、45年間の中で一番いい加減な男になってしまった。

藍川 外内美さんのエッセイの中で、
《 自分は幸せになってはいけない気がする。愛されるのにはふさわしくないような気がする。
それが「アダルトチルドレン」の特徴である。かつての私自身がそうであった。》

俺も両親に育てられず、世間の目を気にして明るい良い子を演じていたのだと思う。
祖母が死に、姉貴と二人暮しになってからは、徐々に無口になっていった。
人並みにぐれもした。しかし、その時の友人たちが人間くさくて、今でも好きだ。

俺の中には、
大人になりきれない子供と、
自分が求めていた父親像を演じる男と、
充たされない心のためにいつでも愛情をあたえたい男と、
愛された記憶があまり無いため素直に愛情を受け入れない男と、
自分の欲求を充たすために冷酷になれる男が、
共存している。

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小野リサ 「IN THE MOOD」
好きなギターリストというよりも、好きなジャズシンガー(?)てな感じです。
デビュー時、とても可憐なお嬢様だった印象が、
最近はつやっぽいセレブな奥様ってな感じですな。
アルバム「RIO BOSSA」の「CEREJEIRA DO JAPAON」を探していたのですが、
見つかりませんでした。
「IN THE MOOD」


こんなのも見つかりました。
ユーミンの名曲、「あの日かえりたい」

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1-3 海の見える家
母は、正面の祖母に向かって、
「母、すみませんが、この子達をお願いします」
祖母はゆるやかに立ち上がり、母の傍に歩み寄った。そして、母が抱えていた由紀子の顔を覗き込みながら、
「ぐっすり、寝ているようですね。母が代わりましょう」と由紀子を母から由紀子を起さぬよう静かに授かり、元の椅子へと戻った。
その時、由紀子が少し居心地が悪そうな顔をしてぐずろうとしていると、祖母は由紀子のふっくらとした頬へ優しく頬擦りをした。
由紀子はいつもの母のしぐさのなので母だと勘違いしたらしく、そのまま、すやすやと眠り続けた。
それを見ていた母は、
「わたしも、母と同じように子供たちにいつも頬擦りをしています」
「そうですか、受け継いでいるのですか、できれば、父と似た方を愛することも受け継いでほしかったですね」と祖母は言った。

続く・・・

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1-4 海の見える家
「清里さんは、このことはご存知ですか?」
祖母は俺のことを見つめながら、話を続けた。
「真理子さんが、一人で決めたことのように母は思えます。それでは、清里さんが怒られてもしかたがありませんよ。この子達を預かるのは、母にとって喜ばしいことですけれど、清里さんにどのようにお話されるのか、母はとても心配です。」
祖母は母に似た大きな瞳を、瞼で静かに閉じた。そして、決意したかのように、瞼を開いて母を見つめた。
「真理子さんも、このまま、この家に、お戻りなさい」
「それは、できません。私は、今でも、公平さんを愛しています。きっと・・・」
母はテーブルに置いてあったハンカチをとり、目頭に当てながらうつむいてしまった。
俺は、子供ながらに父である清里公平と別れて暮らすことになるのだろうと、感じた。

続く・・・

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1-5 海の見える家
俺は母の手の甲にそっと触れて、目の前の祖母に向かって、母を泣かせるようなことを言うと容赦しないぞとばかりに、睨んだ。
すると祖母は、「この子は、清里さんに似て、気が強そうですね」と言った。
「いいえ、母、この子は優しい子で、私が泣くといつもかばってくれるの」
母は、目に涙を浮かべながら、俺の手を握りしめ、
「たかしちゃん、大丈夫よ、おばあさんはおかあさんのことを心配しているの、おかあさんはそれが嬉しくて泣いただけよ」
俺は祖母を睨みつけるのをやめて、母の頬からつたう涙をそっと右手でぬぐった。
「ありがとう、たかしちゃん、そろそろ、おかあさんはお出かけするわね」と、母は椅子から立ち上がり、祖母に向かって深々とお辞儀をしながら、
「この子達を、お願い致します」と言った。
祖母はなにも言わずに由紀子を抱えたまま椅子から立ち上がり、部屋の入り口へ向かって歩き出した。
母は涙でくしゃくしゃになったハンカチを目尻にそって、まだ溢れてくる涙を拭いて、できる限りの笑顔で、「さあ、たかしちゃん、行きましょう」と、俺に右手をさしだした。

続く・・・

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お知らせ **ブロともにKYOさんを追加いたしました**
お知らせ **ブロともにKYOさんを追加いたしました**
KYOさんのブログと、「Liens réciproques」させていただきました。(むふふ、すこし賢くなった)
KYOさんは、東京からフランスに引っ越したようです。 
「日仏ハーフ三児の母、片言の仏語と滅茶苦茶な日本語を話す時代遅れのアナログ人間。フランスの田舎に住んでます。 」
うこんボンバーちゃんがイギリスで、KYOさんがフランス!
次はスペインあたりに住んでる人とお友達になりたいなぁ、そうすれば世界制覇の野望へと、一歩一歩と近づくよーだ。(もちろん、女性に限ります)
あっ、うさみみさんを忘れてた・・・まあいいか!
と脱線しておりますが、
フランスの田舎の生活や雑貨や育児について、写真を添えて日記形式で書かれたブログです。
写真のなかにアンティークな小物が、ちょこちょこと見つけられます。
女性限定で、アドレス出しときますね。
男性はご遠慮ください。(なんでやねん!)
だって、ライバルが多くなると困る。

フランス と : http://passecompose.blog49.fc2.com/

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夜空の穂乃香
二人で見た最後の映画は、「恋空」だった。
「あたしは、お空にのぼるなら、夜空がいいな。東京の夜空は、お星サマがないもん。だから、あたしが、お星サマになって、圭ちゃんをみててあげる」

僕は、ガラスごしに穂乃香を、見つめる。
ベッドの周りには、医療機器が、整然と置かれている。
穂乃香の体に、さしこまれたチューブが痛々しい。
三日前は、僕の腕に抱かれ、幸せよと微笑む穂乃香が、いたんだ。
でも、今は無菌室に、ただ一人。
お医者さんが、僕に聞いた。
「斉藤さん、無菌室に入りますか?」
僕は、別れが間近だと、云いたいことが、わかった。

僕は、穂乃香の手を握り締めていた。
穂乃香の唇がかすかに、動いた気がした。

クローゼットを整理して、穂乃香の日記を見つけた。
穂乃香が、東京に来てから、書いたものだった。
その中には、僕の知らない、穂乃香がいた。
最後のページに、こう書かれていた。

たぶん、これを最初に読んでくれるのは、圭ちゃんだと思う。
あたしは、圭ちゃんのお嫁さんに、やっぱりなれなかったね。
ごめんね、圭ちゃんに、心配ばかりかけて、もう、あたしのこと、忘れて、いい人見つけなよ。
Bye-bye、圭ちゃん
夜空の穂乃香より

僕は、マンションのベランダに出て、夜空をみあげてみた。
東京の夜空に、ぽつんと、ひとつ、星が輝いている。
きっと、僕だけが見えるよ、穂乃香。


----あとがき----

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